布ナプキンを使うか迷ったときは、素材だけでなく、洗濯や外出先での持ち帰りまで含めて考えると選びやすくなります。
このページでは、良いところだけでなく、手間がかかるところも先に書きました。すべてを布に替える必要はありません。生活に合わせて使い分ける方法もあります。
布ナプキンとは
一般に「布ナプキン」と呼ばれる、洗って繰り返し使う布製品です。
素材や形、構造、お手入れの方法は製品によって異なります。お使いになるときは、それぞれの製品に記載された使い方や洗濯表示をご確認ください。
先に、手間がかかるところ(デメリット)
- 使ったあとに洗って乾かす必要があります。使い捨ての製品と比べると、洗濯の工程が増えます。
- 外出先で使った場合は、持ち帰ることになります。密閉できる袋を用意しておくと持ち帰りやすくなります。
- 洗ったあとは十分に乾かす必要があるため、枚数をそろえるほど干す場所も要ります。
- 素材や構造によって適した洗い方が違います。洗剤・漂白剤・乾燥機の可否は、製品ごとの表示をご確認ください。
良いところ(メリット)
- 洗って繰り返し使えることが、布製品の大きな特徴です。
- 肌に触れる部分の素材を確認して、自分で選ぶことができます。コットンを使ったものなど、製品によってさまざまです。
- 毎回すべてを布にする必要はなく、生活や外出の予定に合わせて使い分けることもできます。
- 洗って繰り返し使えることで、毎月のゴミを減らせます。
- 生理の日のほか、おりものや軽い尿もれが気になるときにお使いになる方もいらっしゃいます。
- あせとりや、産後のふとしたときの備えとしてお使いになる方もいらっしゃいます。
- 災害時には使い捨ての生理用品が不足することがありますが、布ナプキンは洗って使えるので、1枚でも持っておくと役に立ちます。
当社がご用意している布ライナー(羽根つき)の場合は、次のとおりです。
- 肌に触れる面も外側も、コットン100%です(レース部分はポリエステル、スナップボタンはプラスチックを使用しています)。
- 化学繊維の蒸れや刺激が気になる方、肌が敏感な方に、まず試していただきたい一枚です。
- 羽根つきなので、ズレが気になりにくい形です。
- 替えのパッドと組み合わせれば、内側を替えながら繰り返し使うこともできます。
- 商品は1枚1枚検品のうえお届けしています。
紙ナプキンとの使い分け
布だけを使い続けることが目的ではありません。
- 家にいるときは布製品、外出のときは紙ナプキン
- 紙ナプキンの上に、使い捨ての布ライナーを重ねる
こうした使い分けも選択肢の一つです。使用方法については、それぞれの製品の表示をご確認ください。
紙ナプキンと比べて、費用はどうか
当社調べで試算すると、次のようになります。
- 紙ナプキン=1枚およそ30円。10歳から50歳まで、毎月5日間・1日5枚として、40年間で12,000枚=約360,000円。
- 布ライナー=1枚1,760円(税込)。一度の月経で8枚を洗いながら使い、買い替えは3〜5年のうち5年として、40年間で8回=112,640円。
差はおよそ247,360円です。1枚あたりの値段は布のほうが高く見えますが、繰り返し使える分、長く使うほど費用は抑えられます。
※当社調べの試算です。紙ナプキンの単価は、総務省の小売物価統計(2026年2月・10個215円=1枚あたり約21.5円)を参考に、多い日用も含めて1枚30円として計算しました。布の買い替えを3年とした場合は約197,120円となり、差は縮まります。同じ枚数をすべて布に置き換えた場合の単純な比較で、洗濯にかかる水道代・洗剤代は含んでいません。お使いになる枚数や日数、買い替えの時期によっても変わります。
「経血コントロール」という言葉について
布ナプキンを使う方の間で「経血コントロール」という言い方をされることがあります。
ここでいう「経血コントロール」は、一般に次のようなことを指して使われています。
- 経血をナプキンに出しきるのではなく、トイレでまとめて出すようにする
- そのために、こまめにトイレへ行く時間をつくる
- 下腹部や姿勢に意識を向けながら過ごす
月経のタイミングの中で、子宮の声に耳を傾けながら、是非お試しください。
何年くらい使えるか(寿命と替えどき)
私たち自身も布ナプキンを使っていて、だいたい3〜5年は使い続けています。
ただ、同じように使っていても、ものによって差が出ます。汚れが落ちにくくなったり、布がよれてきたり、肌に当たる感じが変わってきたり。
- 汚れが落ちにくくなってきた
- 布がよれてきた
- 肌に当たる感じが変わってきた
こうした変化が出てきたら、替えどきです。年数で区切らず、布の状態をご覧になって、お客様が「そろそろ替えたい」と思われたときに買い替えてください。
洗う手間を増やしたくない日に
当社では、通常の紙ナプキンの上に載せて使う「使い捨て布ライナー」をご用意しています。無添加・無漂白のコットン100%で、使ったあとは洗わずに処分できます。
布ナプキンの代わりになるものではなく、紙ナプキンに重ねてお使いいただくものです。洗う手間をかけずに、肌に触れる面だけをコットンにしたい日にお使いいただけます。
使い捨て布ライナーの商品ページはこちら
よくあるご質問
Q. 布ナプキンと使い捨て布ライナーは、何が違いますか。
布ナプキンは洗って繰り返し使うもの、使い捨て布ライナーは紙ナプキンの上に載せて使い、洗わずに処分するものです。使い方が違います。
Q. 洗い方を教えてください。
別のページに手順をまとめています。布ナプキンの洗い方
Q. 紙ナプキンと使い分けてもよいですか。
使い分けることはできます。それぞれの製品に記載された使用方法に従ってお使いください。
Q. 漂白剤や柔軟剤は使えますか。
素材や製品によって異なります。お手持ちの製品の洗濯表示や取扱説明を優先してください。
Q. 何枚くらい必要ですか。
まずは、1枚からでも◎。慣れてきたら8枚ほど揃えるのがおすすめですが、お使いになる頻度と、洗って乾かすまでの時間によって変わります。
Q. 経血コントロールとは、何をすることですか。
経血をトイレでまとめて出すようにする、そのためにこまめにトイレへ行く、といった生活の工夫を指して使われている言葉です。それによって身体の機能が変わるわけではございません。
お問い合わせ
商品や素材についてのご質問は、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。
株式会社UTUKUSI
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文:株式会社UTUKUSI 代表取締役 米山直子
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公開:2026年9月15日 / 更新:2026年9月17日